筋肉をつける、もしくは筋肉を維持していく為にはトレーニングを継続していくことがまず最低条件。ただ、トレーニングを継続すればするほど、筋肉が付きづらくなってくる。
そこで少し筋トレに変化を加えて筋肉への刺激を変化させる為に効果的なスロートレーニングについて説明します。
筋肉はトレーニングに慣れてくる
トレーニングを継続しているとわかることですが、例えば同じ重量である期間、同じトレーニングを行うとだんだん体が慣れてきます。これは刺激されている筋肉が成長した証。
しかし、それ以上同じトレーニングを続けても、維持はできても成長はあまり見込めなくなる。
『筋肉が成長した=そのトレーニングに筋肉が慣れてしまった』ということ。
筋トレに限らず他のサッカーや野球などのスポーツも同じ。スキルを磨くために何度も何度も練習するが、極限までくると成長を感じなくなる。これも筋トレと同じで筋肉や体の運動機能がその練習に慣れてしまうから。
そこからさらに成長をさせる為には当然違う練習をしてスキルを磨いていかなければなりません。
トレーニングに慣れたと感じたら変化を加えよう!
ゆっくり行うことで負荷が倍増!?
それではどのように変化を加えていくか。表題の通りゆっくり行うようにします。
ゆっくりってどれくらいかというと、これについては個人差があるが、例えばダンベルカールを行う場合。
ダンベルカールのやり方を知りたい方はこちらをご覧下さい⇩
上げる時 | 下げる時 | |
通常 | 1秒 | 1秒 |
スロー | 3~4秒 | 3~4秒 |
見ての通り通常時の3~4倍の時間をかけて行う。やってみるとわかるが、通常時に10回×3セットできていたとしたらスローでやった場合はできない。逆に出来てしまった場合はそもそもの重量が軽すぎたということ。
このスロートレーニングを行うことにより筋肉への負荷が倍増。通常のスポーツではあえてゆっくりやって成長するということは考えにくいが、筋トレの場合、絶大な効果を発揮する。
筋肉の成長が止まった。トレーニングが楽になった。と感じる人はスロートレーニングを取り入れてみて。重量を上げると同じ筋肉への負荷を増やすことになるが、スロートレーニングにすることで他の筋肉への刺激もプラスされる。是非、試してみて下さい。
スロートレーニングの日を作る
個人的に通常の筋トレの間にスロートレーニングを取り入れていくことをおすすめする。人によりトレーニング頻度が違うので一概に週何回とは言えないが、例えば⇩
- 週1回の方 → 通常週1回、スロートレーニング月2回
- 週2回の方 → 通常週2回、スロートレーニング月2~3回
- 週3回の方 → 通常週3回、スロートレーニング週1回
こんな感じで十分。これでも多いかなと思う方は減らしても構わない。目的はいつもと違う筋肉刺激を与えることなのでベースは通常のトレーニングでOK。
トレーニング方法は本当に色々ある。効果も個人差がある。変化を加える為にいつもと違うトレーニングも行ってみて。
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