筋トレの動作って基本的に押す動作と引く動作があります。
筋トレBIG3で例えると、ベンチプレスとスクワットは押す動作、デッドリフトは引く動作です。
では押すと引くでは何が違うのでしょうか。
押す動作
押す動作といっても様々ありますが、わかりやすく言うと、物を遠ざける動作のことを言います。
例えばベンチプレス・ダンベルプレス・腕立て伏せ・スクワットなどです。
押す動作の場合基本的に体の前面の筋肉を鍛えるのに有効です。
- ベンチプレス = 胸、上腕三頭筋、肩
- スクワット = 大腿四頭筋(モモ前)
代表的な種目のみですが全て体の前面に位置する筋肉になります。
引く動作
引く動作とは押す動作とは対象に、物を近づける動作のことを言います。
例えばデットリフト・チンニング(懸垂)・レッグカール(モモ裏用)などです。
引く動作の場合は体の裏面を鍛えるのに有効です。
- デットリスト = 背中
- チンニング = 上腕二頭筋
- レッグカール = 大腿二頭筋(モモ裏)
こちらは全て体の裏面に位置する筋肉になります。
どちらに偏ってもダメ!
バランスの良いカラダを作るにはどちらに偏ってもダメです。
食事と同じでバランスが大事です。
自宅で行うトレーニングの場合、どうしても押す動作のトレーニングが多くなってしまいがちです。
ジムに行けば引く動作の機械もいっぱいあるのでそこまで考える必要もないのですが、自宅トレーニングの方は少し意識して行う必要がでてきます。
例えばスクワットは動作をゆっくり、もしくは腰を下ろしたとこで10秒ほど停止するなどするとモモ裏も鍛えられます。
下半身のトレーニング極端に言うと、スクワットだけである程度鍛えられので最初のうちはそこまで気にする必要はありません。
しかし、上半身については筋肉のパーツも多く、初期段階から少し意識しておくことが大事です。
そこで、おすすめしたいのが懸垂マシンです。
少し場所は取りますが、価格も10,000円前後からあるので上半身のトレーニングにはおすすめです。
自分の全体重の負荷がかかったトレーニングなので効果は当然出ます。
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