ケガを長引かせない為に知っておこう!初期治療4つの基本

運動をしている方にとってケガは付きものです。どれだけ気を付けてもどれだけ予防してもケガするときはします。問題はその後の処置ができるがどうかです。運動しているときに多い捻挫・打撲について基本的な4つの処置方法をお伝えします。

捻挫と打撲

捻挫とは

言葉の通り、捻る(ひねる)ことにより起こるケガです。
関節には個人差はありますが可動域がだいたい決まっていますがそれを越えた場合に捻挫が起こります。
よく靭帯損傷など聞きますが、これはいわゆる捻挫です。靭帯が切れてしまうのも捻挫を起こした結果によるものです。
捻挫=軽傷ということではないので注意が必要です。

打撲とは

打ち身とも言いますが、どこかにぶつけた・ぶつけられたことにより起こるケガです。
体の一部が強く打たれることにより、皮膚表面、深部の組織や筋肉が圧迫、破壊された状態になります。
足をぶつけて内出血しているなどというのはよくある打撲ですね。
捻挫同様、重症の場合もあるので注意してください。

 

ケガの初期治療(RICE処置)

打撲や捻挫においては早期の正しい対応が重要になります。
今も昔も変わらないRICE処置について見ていきましょう。

  1. R 安静(rest) 出来るだけ動かさず安静にする。
  2. I  冷却(icing) 冷却する(保冷材が便利)。
  3. C 圧迫(Compression) タオルなどでしばり、ほど良い圧迫を与える。
  4. E   拳上(elevation) 出来るだけ高い位置に保つ。できれば心臓より高い位置に。

この4つの処置をケガしたあとから出来るだけ早く行い、24~48時間はこの処置をキープしましょう。
たったこれだけである程度のケガはよくなります。
軽度の打撲で病院にいってもあまり意味ないです。湿布渡されて受診料取られて終わりです。

ただ、当然自分じゃ軽傷か重症化はわかりません。
なので目安として2~3日経っても一向に良くなる気配がない場合には病院での受診をオススメします。
もちろん歩けないとか明らかに重症な場合はすぐ病院に行きましょう!

ケガした直後に立てない、歩けない場合は大けが(重症)の可能性が高いです。

 

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