【筋トレの豆知識】ストレッチの効果を生かす時間帯とは

運動をしている人なら誰しもがストレッチをやったことがあるでしょう。どんなスポーツでも始める前にストレッチをします。なぜかは説明するまでもなくケガ予防ですね。運動後にするストレッチは筋肉をほぐし、疲労回復を助ける効果があります。ただ筋トレのみを行う場合は違います。

筋トレに限っては『前』ではなく『後』が正解

数ある運動の中でも筋トレについては前にストレッチをするのは間違いになります
間違いと言われてもなぜ?と思うのが普通です。私も筋トレし始めた頃は普通に前にストレッチしてました。

ストレッチで筋肉が緩む

ストレッチをすることでリラックス効果のある副交感神経が優位になってしまいます。マッサージとか岩盤浴などは非常に体がリラックスしますね。これも副交感神経が優位になっている為です。そんな状態から持ち上げるのがやっとのダンベルなどを持ち上げられますか?逆にケガしそうですよね。

サッカー、野球、バスケなどのスポーツでも筋肉は当然使いますが、重い物をフルパワーで蹴ったり、投げたりはしません。筋トレはあえて負荷をかける運動になるので、どのスポーツにも似つかないんです。
筋トレに限っては筋肉をリラックスさせる必要がない。ストレッチをすることで逆に筋トレの効果を半減させてしまうのです。

動的ストレッチと静的ストレッチ

ストレッチと言っても2種類あります。
動的ストレッチ静的ストレッチです。みなさんが思い浮かべるストレッチは静的ストレッチです。柔軟体操とも言いますね。先ほど述べたリラックス効果があるのは静的ストレッチです。

動的ストレッチは動きながらやるストレッチです。サッカーなどで「腕を交互に上げながらスキップしてるやつ」、これ動的ストレッチです。ブラジル体操というやつですね。ちなみに動的ストレッチであれば筋トレ前に行っても問題はありません。

でもいきなり筋トレするも怖い

はい、その通りです。
いくらストレッチをしなくていいからといっても何もなくいきなり筋トレするのはちょっと怖いですね。

不安な方は、ウォームアップをして下さい。先ほどの動的ストレッチでもいいのですが、私は低負荷でいつものメニューを軽くこなすウォームアップをおすすめします。いつものメニューでなくてもいいですが、低負荷で体を整えていきましょう。

筋トレ後はした方がいいの?

絶対ではないですが、できるならばした方がいいです。
なぜなら筋トレ直後にすぐ運動を止めると血流が非常に悪くなります。これは筋肉痛が長引いてしまう原因の1つです。ストレッチは徐々に血流の流れを正常に戻す効果がある為、疲労回復に効果的です。

筋トレ直後は静的ストレッチで副交感神経を優位にして体をリラックスさせてあげましょう!

 

 

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