腰痛は簡単な体操で治る!椅子を使った改善トレーニング

日本人に最も多いと言われる痛みの症状でダントツに多いのが『腰痛』です。
歳を取るほどに腰痛患者は多くなります。でもその原因は本当に歳のせいでしょうか?歳を取るごとに腰痛が増えるのには私生活に問題があります。

筋力低下による腰痛

腰痛といって思い浮かぶのはヘルニアなどでしょうか。でもヘルニアを治したからといって腰痛が治ったとは言えません。
本来ヘルニアとは神経系の痛みによるもので、普段みなさんが思っている腰痛とは少し種類が違ってきます。

では腰痛の原因とは何か。

多くの人は筋力低下による痛みが原因です。歳を取ると筋力は衰えていきます。おばあちゃんが腰が曲がっていくのも筋力低下によるものです。
でも腰は曲がっても足や腕が曲がる人はいないですよね?それには理由があります。

Lumbar region in human skeleton.svg

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

図を見て頂くとわかるように腰回りには腰骨が1本あるだけで他に支える骨がありません。上半身やお尻のあたりは骨で覆われています。

若いうちは周りの筋肉が発達しており、腰骨と筋肉で上半身を支えている状態ですが、歳を取るごとに筋力が低下し、骨だけで支えている状態になります。こうなると上半身の重さを支えられなくなり徐々に腰が曲がっていってしまうのです。

これが筋力低下による腰の痛みの原因です。

 

私生活が原因の腰痛

筋力低下についてはある程度やむを得ないですが、若くして腰痛を発症する人には私生活が大きく関わっています。

・デスクワークが多い
・あまり歩かない
・猫背
・普段サンダルばかり履いている
・インドア派

上記に当てはまる方はいずれ腰痛になる可能性がかなり高いです。
これは日々日常的に継続して行われている行為であり、1か月、1年間をトータルすると物凄い割合を占めていることになります。

ではこれにより腰痛になる原因は何か。

運動しないからとか思いがちですが、その原因は意外なところにあります。

床に両足を付けてみて下さい。

土踏まずありますか?

私生活における腰痛の原因はこの土踏まずがあるかないかが大きく関わっています。

 

意外な改善方法

私生活における腰痛の場合は土踏まずを作ることで改善することができます。

人間の体は本来、両足でバランスを取れるようにできています。
それが座りっぱなし、サンダルばかり履いているなどしていると徐々に本来の立ち姿ではない体の構造が出来てしまします。

改善方法①正しい靴を履く

ここで言う正しい靴とはサンダルなどではなく革靴、スニーカーなどです。
日本人は何かとサンダルを好みますが、それが腰痛の原因にもなっています。

正しい靴で正しい姿勢・バランスを整えると腰痛改善が出来ます。
靴は何でもいいですが、問題は中敷き(インソール)が合っていないと意味がないということ。

改善方法②足指体操

土踏まずがない方は正しい姿勢・バランスで生活が出来ていません。
それは私生活からなるものなのでなかなかすぐに改善できるものではありません。

そこで誰でも簡単に出来る足指体操をおすすめします。

1.足指グーパー体操

やり方
・椅子に座る
・足指でグーパーを繰り返す

2.バレリーナ立ち

やり方
・椅子に座る
・足指でグーの状態で立つ(椅子に座った状態でOK)
・しばらくその状態をキープ

この状態で本当に立つと指を痛めるので椅子に座った状態で行いましょう!

たったこれだけです。
やってみるとわかりますが2番目の方はかなり痛いと思います。

この体操をするだけで人間本来の足の機能を取り戻すことができます。

マッサージや接骨院などに毎月お金を払って改善されないなら行く意味ないですよね。
人に頼る前に自分で改善しようとすることも大事です。

 

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