『筋トレ=身長伸びない』説のウソ、ホント

よく小さい頃から筋トレをすると身長が伸びないというのを聞いたことはありませんか?果たしてホントかウソか。

科学的根拠はなにもない

まず筋肉をつけることにより身長が伸びないという科学的根拠はなにもありません。筋肉がある人がたまたま身長が小さいとか、日本の体操選手は比較的身長が低い人が多いとか、そんな程度のことが「筋トレをすると身長が伸びない」ということに繋がったのでしょう。

海外の人を見て下さい。海外を見ると平均的に日本人より、身長も高く、筋肉もついてる人が多いです。これは骨格の違いによるものが大きいですが、筋肉があるから身長が伸びないということが全く証明できません。

バレーボール選手やバスケ選手は身長が大きい人が多いですが、よくジャンプするから身長が伸びたわけではありません。結果的にプロで活躍するような人は元々大きく体格的に恵まれた人が多いだけです。

 

逆に筋トレすると身長伸びる説も

筋トレすると身長が伸びないどころか筋トレをすることにより身長が伸びるという説もあります。
筋肉はトレーニングを行うことにより筋繊維が壊れ、強くなって回復することで成長します。

筋トレをすると男性ホルモンの一種テストステロンが分泌されます。これが筋肉と骨格の成長に大きく関わるのですが、同時に成長ホルモンも分泌されます。これにより筋肉の成長だけでなく体全体の成長にも繋がると言われています。

子どもの過度な筋トレはケガのリスクがある

筋トレで身長が伸びるかもしれないといっても、子どもの過度なトレーニングはやめましょう
子どもの場合、体がまだ出来上がっていない成長期では成長痛などが発生します。過度なトレーニングをすることによりこの成長痛を悪化させる可能性があります。

また、関節などもまだ弱い為、ダンベルを使うなどのトレーニングはやめた方がいいでしょう。成長過程では器具を使わない自重トレーニングを行うことをおすすめします。高校生ぐらいになれば器具を使ったトレーニングを始めてもいいでしょう。

 

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